喜劇映画研究会代表・新野敏也による ドタバタ喜劇を地で行くような体験記♪
作品の感想は語れず 衒学的な論評もできない「コメディ」によって破綻した実生活を暴露する!?
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第二四話 山あり谷あり綱渡り

1982年12月5日 六本木のクリエイティブ・スペースOM映写室にて。左がケラリーノ・サンドロヴィッチに変身前の小林君、右が僕。 昭和の後半を一緒にガチャガチャ騒いでいた小林君が、平成最後の秋に演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチとして紫綬褒章を受ける…

第二三話 喜劇的に支離滅裂

『フィルム・コレクター連盟』という崇高な文化サークルには入れたけど、やはりどこの組織でも尖鋭的な人と退嬰的な輩は共生するもんで(もちろん僕は後者の部類だが)、ご多分に漏れずここでも会報に寄稿しているキレ者たちは(紀田順一郎氏を除いても)外…

第二二話 生きろ!生き続けろ!

「誰が為に金は有る」1980年 NEW KEYSTONE作品 最高の相棒を亡くした事で、僕は二週間ほど茫然自失となっていた。 ニッポの葬儀はカトリック三軒茶屋教会で執り行われ、僕らニュー・キーストンの馬鹿ガキ軍団も神妙な面持ちで参列した。でも、このお馴染みの…

番外編 “笑い”を語る!喜劇映画の魅力

京都国際映画祭2018 サイレント/クラシック映画部門 10月12日(金)13:40 ~ 黄金期のアメリカ喜劇 #1 喜劇映画の貴公子ハロルド・ロイド 「ロンサム・リュークの爆裂映画館」Luke's Movie Muddle 「要心無用」Safety Last 10月12日(金)16:20 ~ 黄金期…

第二一話 笑いが消えた日

『誰が為に金は有る』の撮影スナップ。因みに本編はモノクロ。 『誰が為に金は有る』の撮影は、1980年の晩秋から始まった。この時点でニッポは翌年の春にレコード・デビューが決まっていたので、所属する会社のプロ・レッスン、水越誠一郎氏との個人練習、コ…

番外編 怪談 其の二 バイト先の怨霊

今回の話も事実です。体験した状況をそのままお伝えしますので、信じるか信じないか、心霊現象か妄想かの判断はご自由に、僕の勘違いだと思って頂いても構いません。でも、コワイ話が苦手ならば敢えて読まないように! このブログの正編(第十九話~二十話)…

第二十話 『豚の世界』事件

『豚の世界』がイメージフォーラム初登場の際のパンフレット。 小林君がまだ『有頂天』どころか『伝染病』のケラでもなく、駆け出しのアマチュア・バンド『ジ・アイヌ』を佐々木貴君らと結成したばかりの頃、一足先にニッポはレコード会社か芸能プロダクショ…